常陸太田は、水戸から北に約20キロ、阿武隈山脈の南端に位置する水はけの良い丘陵地で、カルシュウムやミネラル分を多く含む、まさにぶどう栽培に適した土質環境です。
昭和34年からぶどう試作が始まり、昭和36年に巨峰の結実に成功し、本格的に「常陸太田巨峰」の生産が始まりました。
巨峰栽培の推進を図る中、昭和38年に生産者約20名で、現ぶどう部会の前身となる「常陸太田ぶどう組合」を発足、栽培技術の向上や安定生産に向けた研修、更にハウス施設栽培の導入などにより昭和50年には約40haの栽培面積まで拡大し、名実共に茨城県内一のぶどう産地に成長しました。
現在は48名の部会員(生産者)が「常陸太田巨峰」と、ぶどう部会オリジナル品種である「常陸青龍」を柱に、消費者ニーズに合わせた多品種栽培に取り組んでおります。
常陸太田ぶどう部会としては、栽培技術の向上と品質の安定化を目指して、安心安全なぶどうを御客様にお届けできるよう、定期的な栽培講習会を開催し、部会員の意識向上を図っております。
また、常陸太田オリジナルぶどう「常陸青龍」の生産拡大に努め品不足の解消を図っていきたいと思います。
50年の歴史を持つぶどうの産地を維持発展させるため頑張っておりますので、今後とも常陸太田のぶどうを宜しくお願い致します。
常陸太田ぶどう部会 役員名簿 |
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部会長 | 本多 孝文 |
副部会長 | 綿引 幹雄 |
副部会長 | 椎名 理 |
副部会長 | 江幡 茂 |
生産部長 | 椎名 智之 |
観光部長 | 椎名 正和 |
産直部長 | 武藤 英明 | 顧問 | 武藤 豊 |
※詳細な収穫時期や販売・開園状況については、各農園へお問い合わせください。